いつ頃から他人を意識し始めたのかわかりませんが、
 
意識するよりも、
 
物心付くよりも、
 
生まれる前から他人はいたのでしょう。
 
 
誰一人として同じ人はいないという史実。
 
その上で私は他人との違いに一喜一憂します。
 
  
 
同じ学校を出たクラスメート。
 
友に部活で汗を流した仲間。
 
会社の同僚。
 
涙を流しながら読んだ本。
 
寝る間を惜しんでやったゲーム。
 
そのどれにも自分はいませんでした、
 
いるのは他人だけです。
 
 
考え方、価値観、外見、性格そのどれもが同じでは無いです。
 
「何をあたりまえの事を」なんて思う人もいるでしょうが、
 
私にはそのズレがたまらなく怖いのです。
 
 
何故楽しいと思うのだろう。
 
何故悲しいと思うのだろう。
 
みんなが楽しそう会話をしている時も、
 
卒業してみんなが離れ離れになる時も、
 
私はいつも居心地の悪さを感じていました。
 
 
他人が嬉しいとか哀しいとか感じることに、
 
自分は猫の額程も共感できないのです。
 

いつからか私は道化になっていました。
 
 
 
自分は両親や教師、級友に、必死に愛想笑いをし、
 
ひょうきんに振る舞い、
 
笑わせました。
  
ああ、どうか自分が人の心がわからないできそこないである事に、
 
誰も気づきませんように。
 
バカで間抜けで取るに足らない人間のふりをして、
 
みんなに笑われながら、
 
哀れまれながら、
 
気づかれないままに、
 
許されながら、
 
生きていけますように。
 
 
でもそろそろ疲れてきました。
 
眠いしめどいので寝ます ノシ
 

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