それは
吹雪に霞行く幻影
失ったモノは追いかけても逃げていく
それは
落とされた憧憬
あらかじめ喪失を約束された出会い
それは
過剰に描かれた魔法
人は誰のために願い誰のために生きるのか
それは
檻の中に築いたモノ
狂える程愛しすぎた日々の梵霊
それは
水底から見上げる光
水は幻想を奏でながら流れていく
それは
叶わぬ道教の歌
幾度となく繰り返される警鐘の言葉
それは
因果の淵に咲く花
虚ろなる主観では誰も裁けない
それは
揺り篭の中で揺れる影
幻想に抱かれた空の下で踊る
それは
穢れを知らぬ少年の囁き
体に纏わり付くのは喪失への目覚め
それは
忘れられし想い
振り返りながらただ流れ行く場所へ
それは
隠された呪縛
いずれ訪れるあるいはすでに訪れし地平線
忘却と喪失の狭間に揺れる
第3の幻想
Lost
忘れものはありませんか?
<Sound Horizon より>
R.O.Dには全く関係無いです。
今日や明日よりも、
故郷に帰れる来週を楽しみにしているゴブリンです。
30日の夜から4日までの予定を考え中。
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